安倍総理と石破幹事長の手打ち
内閣改造を前にして石破幹事長の処遇を巡って様々な憶測がなされた結果、安倍総理と石破幹事長が直接会談して手打ちとなりました。勝負としては、安倍総理の勝ちといえるのではないでしょうか。安保法制担当相という重要なポストに対して、石破幹事長が「自分の考えと異なる」という個人的な理由から断る姿勢を打ち出した時点で、勝負あったと思います。
政治家個人の政治信条は大事ですが、石破氏も含めた与党として決定した方向性に基づいて集団的自衛権の限定容認はなされたので、担当閣僚として答弁することについて個人的な考えと異なるからと拒否感を示すというのは、組織人として、政治家として如何なものかと思います。今の時点で拒否感を示すのであれば、集団的自衛権の容認に関する検討段階で自分の考えを実現すべくもっと動くべきだったのではないでしょうか。
他方で、この手打ちを巡る報道は加熱しすぎ、とも捉えています。人事は重要ですが、何のための人事か、どんな国や社会にしていくための人事か、という視点は抜けて、政局に絞った報道が多く、大手新聞政治部の力量・見識の低さを示したともいえると思います。
いずれにしても、内閣改造を終えて新たな内閣として現政権に様々な政治課題に取り組んでいってほしいですね。特に、社会保障制度改革の推進を期待しています。
政治家個人の政治信条は大事ですが、石破氏も含めた与党として決定した方向性に基づいて集団的自衛権の限定容認はなされたので、担当閣僚として答弁することについて個人的な考えと異なるからと拒否感を示すというのは、組織人として、政治家として如何なものかと思います。今の時点で拒否感を示すのであれば、集団的自衛権の容認に関する検討段階で自分の考えを実現すべくもっと動くべきだったのではないでしょうか。
他方で、この手打ちを巡る報道は加熱しすぎ、とも捉えています。人事は重要ですが、何のための人事か、どんな国や社会にしていくための人事か、という視点は抜けて、政局に絞った報道が多く、大手新聞政治部の力量・見識の低さを示したともいえると思います。
いずれにしても、内閣改造を終えて新たな内閣として現政権に様々な政治課題に取り組んでいってほしいですね。特に、社会保障制度改革の推進を期待しています。
by kota714
| 2014-08-31 22:36
| 政治
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