国連視察
国連の授業の一環で、日帰りでニューヨークシティに行って(バスで片道4時間半!)、国連本部等を視察し、関係者に話を聞いてきました。最初は安保理議場や総会を見学したのですが、20代の若い学生から40代のおじさん学生までで構成されるクラスメイトは皆うれしそうに子供のように写真を撮っていました。もちろん自分も安保理の国連事務総長席で撮ってしまいました!
午後は国連官房(UN Secretariat)の平和構築担当幹部や現場オペレーション担当課長、安保理担当課長、WFP幹部の話を聞きました。どの方も一線級の職員で話の内容、受け答え、頭の回転、どれも優秀だなぁと感心しました。特に安保理担当課長のアルメニア人の方は、過去の安保理議決の歴史を紐解きながら、現実の課題と理想を冷静に分析して語っていて、素晴らしかった!
話を総合すると、やっぱり国連の機能は行き詰ってますね。個々の事業はともかく全体としての役割分担の不十分さ、各国の政治的思惑への対応不足、安保理の機能不全等、21世紀もこの組織がこのままで国際政治の調整場としてはその機能を成し得ない、そう自分なりに結論付けることができました。解体的な 組織改革が必要で、そのためには国連事務総長ではなく、G20等の政治的な場での国連改革の議論が必要と思います。今の世界経済情勢では優先度は高くならないのかもしれませんが。。。
午後は国連官房(UN Secretariat)の平和構築担当幹部や現場オペレーション担当課長、安保理担当課長、WFP幹部の話を聞きました。どの方も一線級の職員で話の内容、受け答え、頭の回転、どれも優秀だなぁと感心しました。特に安保理担当課長のアルメニア人の方は、過去の安保理議決の歴史を紐解きながら、現実の課題と理想を冷静に分析して語っていて、素晴らしかった!
話を総合すると、やっぱり国連の機能は行き詰ってますね。個々の事業はともかく全体としての役割分担の不十分さ、各国の政治的思惑への対応不足、安保理の機能不全等、21世紀もこの組織がこのままで国際政治の調整場としてはその機能を成し得ない、そう自分なりに結論付けることができました。解体的な
by kota714
| 2011-10-21 23:15
| 旅
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