天を相手に、志を力に

徒然なる想い、体験を綴るブログ
カテゴリ:本( 123 )
『プライド』
 『プライド』(真山仁、新潮文庫、2012年)を読みました。人生で挫折を味わいつつも志を保とうと必死にもがく人、信念をもって働く人等を描いた短編集で読み応えがありました。目の前の仕事や生活に流されずに、何のために生きているのか、働いているのか、どうしたら楽しく過ごせるのか、という基本的な問いを持ち続けることで前向きな力を得ることができる、そう改めて教えてくれた本でした。
[PR]
by kota714 | 2017-05-16 19:34 | | Comments(0)
『小さき者へ』
 『小さき者へ』(重松清、新潮社、2006年)を読みました。思春期や難しい年頃の子供とその父親との交流や葛藤を描いた短編集でした。自分が小学生や中学生の頃に親に反発したり無茶をしたりした記憶が蘇りました。そして、自分の子供たちがこれから大きくなっていく中でどう向き合っていくのか、考えさせられました。親だからといって見栄ははらずに、誠心誠意子供たちと向き合って一緒に遊んでくれる間はめいっぱい一緒にいたいと思い、なんだか感傷的な気分になりました。

 これから父親になる人、そして父親になった人にお勧めの本です。

[PR]
by kota714 | 2017-05-12 13:35 | | Comments(0)
『父の詫び状』
 『父の詫び状』(向田邦子、文春文庫、2005年)を読みました。昭和55年生まれなので昭和時代はわずか知りませんが、それでもこの本を読んで昭和という時代が懐かしくなる、そんな読後感を抱きました。向田氏の家族への愛憎がたっぷりつまったエッセイを読んでいると、8歳ぐらいまでの思い出が沸き上がってきました。あの時代、豊かではなかったけど、日々にぎやかで濃密な時代だったような気がします。平成という時代も来年で終わると言われていますが、老後になったらどんな風な思いで平成を思い返すのでしょうか。

 この本は昭和という時代をしっとりと伝える本だと思いました。読んだ後、実家に行って思い出の品を見たくなる、そんな本です。

[PR]
by kota714 | 2017-05-07 19:16 | | Comments(0)
『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける』
 『小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける』(佐藤優、井戸まさえ、東洋経済、2015年)を読みました。小学校の教科書の記載を土台にして、作家の佐藤氏と政治家の井戸氏が意見交換をする本でしたが、相変わらず佐藤氏の鋭い指摘は一読の価値があると思いました。

 子供時代をふりかえって、こういう本に中学や高校の時に接することができたら考えが深まっただろうなと思いました。自分の子供たちが大きくなったら、教科書を単に読むだけでなく、そこに書いてある内容を自分の頭で咀嚼して自分なりの解釈、分析をしてみるようにうまく促してみたいと思いました。

 政治に興味がある人は必読の本だと思います。

[PR]
by kota714 | 2017-05-01 11:42 | | Comments(0)
『陸王』
 『陸王』(池井戸潤、集英社、2016年)を読みました。零細企業が新商品を開発して大企業と競争する物語でしたが、ものづくりへの思い、老舗という看板の重さ、そして社員を守る責任を抱えて悩み、そして前に進もうとする経営者の姿勢に胸を打たれました。困難から逃げずに真剣に取り組むことでたとえ失敗しても必ず次につながるというメッセージが込められていました。元気の出る小説でした。
[PR]
by kota714 | 2017-04-27 00:03 | | Comments(0)
『新参者』
 『新参者』(東野圭吾、講談社、2009年)を読みました。心温まる、下町刑事推理小説でした。被害者や関係者に心を寄せながら犯人を捜す刑事の姿に心を打たれました。仕事の遂行をする際に、単に機械的に実行するのではなく、相手の立場を思いやって仕事をする、これは難しいなぁと社会人15年目でもしみじみ感じます。自分の主張も大事ですが、周りの仲間を大事に、弱き者を守り、そしてみんなで良い方向を模索する姿勢、推理小説でしたが、じわじわと感動してしまいました。
[PR]
by kota714 | 2017-04-22 23:33 | | Comments(0)
『世界史の極意』
 『世界史の極意』(佐藤優、NHK出版新書、2015年)を読みました。改めて佐藤氏の分析能力に驚嘆しました。帝国主義、ナショナリズム、宗教という3つの視点で歴史を捉えて今と比較する分析に大いに刺激を受けた本です。今の世界は、グローバル化に伴う国際協調の流れと偏狭な孤立主義・ポピュリズムの流れが拮抗しており、極めて不透明な時代だと思います。この時代に家族や仲間を守るためには、現代世界のあり様を自分なりの視点で捉えて理解することが大事であり、そのためには歴史を学ぶことは必須だとこの本を通じて改めて感じました。
[PR]
by kota714 | 2017-04-16 13:11 | | Comments(0)
『経済大国インドネシア 21世紀の成長条件』
 『経済大国インドネシア 21世紀の成長条件』(佐藤百合、中公新書、2011年)を読みました。インドネシアという国の可能性と課題、経済社会の状況、そして政治についてしっかりまとまった本で、インドネシア関係者は必読だと思います。この本のようなまとめ方で現状をまとめるとインドネシアへの理解が更に深まるかもしれません。

 2019年の大統領選挙で現職のジョコウィ大統領が再選されて、国内格差の問題をうまく処理できれば、政治経済は安定し、インドネシアは更に発展すると思います。インドネシアの歴史において飛躍的に社会が発展する時期に身を置けることは有難いことですね。

[PR]
by kota714 | 2017-04-15 18:13 | | Comments(0)
『新選組血風録』
 『新選組血風録』(司馬遼太郎、角川文庫、2003年)を読みました。司馬氏の文章を久しぶりに読みましたが、ぐいぐいと引き込まれますね。登場人物の性格や生い立ち等を踏まえて、その性格や生い立ちがにじむような言動の描写が好きですね。150年も経ていない過去に新選組という集団がいて幕末に躍動したという事実は改めて興味深いものです。
[PR]
by kota714 | 2017-04-03 21:35 | | Comments(0)
『私の仕事』
 『私の仕事』(緒方貞子、草思社、2002年)を読みました。1990年代という冷戦直後の時期に国連難民高等弁務官を10年務めた緒方氏の直言は現実と理想、その両方をしっかりととらえたものでした。難民の命をできるだけ救うという理想を目指して、難民受入国、難民の母国、そして支援国の様々な思惑を現実的に捉えて少しでも前進すべく模索するその姿勢には感銘を受けました。理想と現実、どちらも大事、そのバランスをどう保って少しでも現実を理想に近づけるか、この点を改めて教えてくれた本でした。

 日本は経済大国から人道大国になるべき、日本人は国際社会での日本の責任を自覚すべき、といった著者の考えは今でも十分に通用するものですね。日本は難民の受け入れが少ない国ですが、かつてはインドシナ難民を1万人受け入れたことがあります。まずは過去の実績と課題を踏まえて、一歩一歩と現実を理想に近づける歩みをしていくべきですね。

 学びの多い本でした。

[PR]
by kota714 | 2017-03-29 23:48 | | Comments(0)


by kota714
プロフィールを見る
画像一覧
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
2日連続
from Anything Story
ライフログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧