天を相手に、志を力に

徒然なる想い、体験を綴るブログ
カテゴリ:本( 130 )
『御宿かわせみ』
『御宿カワセミ』(平岩弓枝、文春文庫、2004年)を読みました。旅籠「かわせみ」を舞台に、義理と人情の江戸文化を描いた小説でした。粋を大事にまっすぐ生きる江戸っ子の姿は格好いいですね。自分の志を大事に、家族と仲間を大切にして、粋を求めて生きていく、なかなかそんな風に生きていくのは難しいですが、目指すことだけは続けていきたいですね。

 なぜかよくわかりませんが、日本に帰って町内会とか地元の祭りに参加したいという思いが強くなりました。本帰国したら、仕事も大事ですが、自分の住む地域にもっと貢献したいと思いが強くなる本でした。

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by kota714 | 2017-07-16 17:07 | | Comments(0)
『大奥 華伝』
 『大奥 華伝』(角川文庫、2006年)を読みました。江戸時代の大奥で生きた女性たちを描いた短編小説でしたが、その生き様は凄まじいものですね。側室同士の争い、後継者争い、そして恋愛における争い、女性たちが命を懸けて生きる姿は、大奥のイメージを一変させられました。争いに終始する人生も大変ですが、人と争ってまで何かを成し遂げようとする姿勢は一定程度重要だと思います。四六時中争うのは嫌ですが、妥協ばかりで争わない人生もまた嫌ですね。
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by kota714 | 2017-07-09 17:14 | | Comments(0)
『かまいたち』
 『かまいたち』(宮部みゆき、新潮文庫、1996年)を読みました。最近、江戸を舞台とした時代小説にはまっています。権力や地位だけではなく、粋を大事にした江戸の時代の人々の生き様は格好いいですね。粋を学び、自分も粋に生きていきたいと思いながら読みました。
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by kota714 | 2017-06-17 17:55 | | Comments(0)
『初ものがたり』
 『初ものがたり』(宮部みゆき、新潮社、1999年)を読みました。岡っ引きが難事件の解決に取り組む物語に、鰹、白魚、鮭、柿等、江戸の四季を彩る「初もの」を絡ませて描いた時代小説でした。江戸の人々は、粋を大事に、野暮を嫌い、まっすぐに生きようとしていたことを伝えるかのような本で、江戸への憧れを感じました。宮部みゆき氏の文章はなめらか、かつ心が温まる文章です。人情を感じた本でした。
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by kota714 | 2017-06-11 14:57 | | Comments(0)
『赤猫異聞』
 『赤猫異聞』(浅田次郎、新潮社、2015年)を読みました。江戸時代、大火事の際に牢屋敷に火が迫ると、赤猫と言って罪人を一時放ち、鎮火後に戻れば減刑、逃げたら重罪というやり方があったそうです。この小説はその赤猫に遭遇した3人の男女の人情物語。江戸の粋が散りばめられていて小気味のいい小説でした。粋に生きなくてはなりませんね。江戸っ子を見習いたくなる本でした。
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by kota714 | 2017-06-04 21:02 | | Comments(0)
『月のしずく』
 『月のしずく』(浅田次郎、文藝春秋、2000年)を読みました。人生において様々な挫折や苦難に遭いながら実直に生きようとする人々の姿を描いた短編小説でした。大学生の頃は、努力しない人間はよくない、失敗しても再挑戦しないとダメだというような偏狭な考えを持っていましたが、時を重ねるごとに、どうしようもない事情で貧しさや悲しみに覆われている人もいることを理解し、そしてその人たちに寄り添うことの大事さを学んだ気がします。

 仕事でも、仕事をしなかったり怠ける人に対して激しい反発を20代の頃を抱いていましたが、今は、仕事として公平に指摘しあいつつも、仕事は仕事、その人の人柄は人柄と分けて考えることができるようになりました。

 歳をとるにつれて、主張をまげたり甘くする必要はありませんが、他者への思いやりは育てていかなくては、そんな思いを抱かせる本でした。でも、決して説教を受けているような感覚になる本ではないのでご安心を。

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by kota714 | 2017-05-27 18:10 | | Comments(0)
『インドネシア 多民族国家の模索』
 『インドネシア 多民族国家の模索』(小川忠、岩波新書、1993年)を読みました。だいぶ古い本でしたが、民主化以前のインドネシアにおける文化や日本との交流の状況がわかり、ためになりました。赴任して3か月半を経て感じることは、インドネシアは奥が深い!ということです。多民族という点では、300近い民族がおり、言語も文化も異なっています。人口は2億5千万を超え、宗教はムスリムが多いですが、キリスト教徒や仏教ともいます。国是は「多様性の中の統一」。個人的には、米国と同じぐらいの可能性と潜在性をもつ国だと思います。人口規模、民族と文化の多様性、そして寛容な社会、この国がうまくいけば世界の範になると感じています。そのために微力ながら貢献したい、そう思いながら日々働いています。

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by kota714 | 2017-05-25 17:51 | | Comments(0)
『プライド』
 『プライド』(真山仁、新潮文庫、2012年)を読みました。人生で挫折を味わいつつも志を保とうと必死にもがく人、信念をもって働く人等を描いた短編集で読み応えがありました。目の前の仕事や生活に流されずに、何のために生きているのか、働いているのか、どうしたら楽しく過ごせるのか、という基本的な問いを持ち続けることで前向きな力を得ることができる、そう改めて教えてくれた本でした。
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by kota714 | 2017-05-16 19:34 | | Comments(0)
『小さき者へ』
 『小さき者へ』(重松清、新潮社、2006年)を読みました。思春期や難しい年頃の子供とその父親との交流や葛藤を描いた短編集でした。自分が小学生や中学生の頃に親に反発したり無茶をしたりした記憶が蘇りました。そして、自分の子供たちがこれから大きくなっていく中でどう向き合っていくのか、考えさせられました。親だからといって見栄ははらずに、誠心誠意子供たちと向き合って一緒に遊んでくれる間はめいっぱい一緒にいたいと思い、なんだか感傷的な気分になりました。

 これから父親になる人、そして父親になった人にお勧めの本です。

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by kota714 | 2017-05-12 13:35 | | Comments(0)
『父の詫び状』
 『父の詫び状』(向田邦子、文春文庫、2005年)を読みました。昭和55年生まれなので昭和時代はわずか知りませんが、それでもこの本を読んで昭和という時代が懐かしくなる、そんな読後感を抱きました。向田氏の家族への愛憎がたっぷりつまったエッセイを読んでいると、8歳ぐらいまでの思い出が沸き上がってきました。あの時代、豊かではなかったけど、日々にぎやかで濃密な時代だったような気がします。平成という時代も来年で終わると言われていますが、老後になったらどんな風な思いで平成を思い返すのでしょうか。

 この本は昭和という時代をしっとりと伝える本だと思いました。読んだ後、実家に行って思い出の品を見たくなる、そんな本です。

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by kota714 | 2017-05-07 19:16 | | Comments(0)


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