2020年、憲法改正?
安倍総理が2020年の改正憲法施行を目指すと発言して波紋を広げています。なぜ2020年なのか、東京五輪の開催時期と重ねただけでしょうが、五輪は一大行事とはいえスポーツ行事です。五輪と憲法改正という次元の異なるものを単にわかりやすいから一緒に扱おうとしているとしたら、憲法への、立憲主義への侮辱でしかありません。そもそも、かつて改正手続きである憲法96条の改正を持ち出してひっこめた経緯もあり、今回も中身ではなく時期を設定して憲法論議を深めようとする姑息さに呆れます。
護憲ということではなく、憲法という国と社会の土台を手続きや時期を念頭に議論することに強い違和感を感じます。どういう国になるべきか、どういう社会を目指すのかという議論を深めた結果としての憲法改正であってほしいと思います。2020年なんて何にも関係ありません。
by kota714
| 2017-05-05 20:25
| 政治
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