TPP参加表明
TPPの参加表明是非を巡って、日本の政治が盛り上がっていますね。自分は交渉参加は大賛成です。確かに議論が拙速なところがあり、メリットデメリットがよくわからないところもありますが、これは国家としての理念、国のあり方を踏まえて決める課題と思います。(よくわからないから先送りとか言うなら、日本の農業の現状もよくわからないから、愚策といえる個別補償制度も先送りすべきではないでしょうか)
日本は憲法前文で「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたい」と示しており、世界と日本の平和、そして発展を希求する国家です。自分は自由貿易、相互依存の推進は国家間の連帯につながり、究極的には世界平和に通ずるものと考えています。日本が自分の平和と世界の平和を追求するためには自由貿易の推進が国是であるといってもよいと思います。
日本の事情という視点で考えると、日本は資源大国でも農業大国でもありません。日本は人材(と人材が担う技術、貿易、投資)で栄えていく国です。その国がWTO等の世界的な貿易枠組み、そして、FTA、EPA、TPPといった貿易協定を避けていくべきなのか、そうは思いません。
TPPで日本の農業は壊滅するといってますが、疑わしいです。単純に同じ質の農産物を作っているなら、生産コストの面で他国の農業には勝てませんが、日本の農産品は中国などの他国で高級品として人気の出るものです。そして、日本人は単に価格だけで食品を決める国民ではないと思います。つまり、食品の質で勝負すればやっていける農業もあるでしょうし、だめになる農業もあるでしょう。だめになる農業があるからといって、なぜ農業だけをここまで保護するのか、わかりません。工業やサービス業は栄枯盛衰を繰り返して、世界で戦う産業を生み出しています。自分には利権を確保したい農協が声をあげているだけのような気がします。質で勝負できないならば生産性等で勝負をすべきで、そのためには大規模農地化等の生産体制の見直しが必要になります。
今でも貿易と投資で黒字を稼いでいる国がTPPに後ろ向きだなんて、他国から見たら、「いいとこどりだ、でも、TPPさえできあがれば置いて行かれるぞ、あほな国だ」と思われるに違いありません。
野田総理にTPP参加交渉表明のみならず、積極的に参加交渉をして、TPPに参加するという英断を期待します。
日本は憲法前文で「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたい」と示しており、世界と日本の平和、そして発展を希求する国家です。自分は自由貿易、相互依存の推進は国家間の連帯につながり、究極的には世界平和に通ずるものと考えています。日本が自分の平和と世界の平和を追求するためには自由貿易の推進が国是であるといってもよいと思います。
日本の事情という視点で考えると、日本は資源大国でも農業大国でもありません。日本は人材(と人材が担う技術、貿易、投資)で栄えていく国です。その国がWTO等の世界的な貿易枠組み、そして、FTA、EPA、TPPといった貿易協定を避けていくべきなのか、そうは思いません。
TPPで日本の農業は壊滅するといってますが、疑わしいです。単純に同じ質の農産物を作っているなら、生産コストの面で他国の農業には勝てませんが、日本の農産品は中国などの他国で高級品として人気の出るものです。そして、日本人は単に価格だけで食品を決める国民ではないと思います。つまり、食品の質で勝負すればやっていける農業もあるでしょうし、だめになる農業もあるでしょう。だめになる農業があるからといって、なぜ農業だけをここまで保護するのか、わかりません。工業やサービス業は栄枯盛衰を繰り返して、世界で戦う産業を生み出しています。自分には利権を確保したい農協が声をあげているだけのような気がします。質で勝負できないならば生産性等で勝負をすべきで、そのためには大規模農地化等の生産体制の見直しが必要になります。
今でも貿易と投資で黒字を稼いでいる国がTPPに後ろ向きだなんて、他国から見たら、「いいとこどりだ、でも、TPPさえできあがれば置いて行かれるぞ、あほな国だ」と思われるに違いありません。
野田総理にTPP参加交渉表明のみならず、積極的に参加交渉をして、TPPに参加するという英断を期待します。
by kota714
| 2011-11-10 12:34
| 政治
|
Comments(0)