エコノミック・ヒットマン
知人から借りた「エコノミック・ヒットマン」(Confessions of an Economic Hit Man、ジョン・パーキンス緒)を読みました。
エコノミック・ヒットマンとは、表の顔は一流コンサルティング会社員、裏の顔は途上国で超楽観的な経済予測に基づく投資計画を立て、その結果途上国政府を借金漬けにして意のままに操るための工作員、と書いてあります。要は、米国政府の工作員として、民間コンサルティング会社が米国政府と結託して、途上国を借金漬けにして操るための工作活動をする人のことのようです。この本はエコノミック・ヒットマンだった人が書いた告白本ですが、非常にリアルに描かれていて世の中の恐ろしい裏の側面を垣間見た気がしました。
どこまで事実かわからないし、事実だとしても「米国に負けないように日本もエコノミック・ヒットマンを送り込め」ということでもないですが、世の中には狡猾な人々がいることはしっかり認識して現代社会を生きていくことは必要だと思いました。月並みですが、海外に暮らしてみて、日本人はお人好しすぎる、もう少し狡猾にと思ってしまいます。でも、あほらしいほどお人好しの国、それが日本と誇るべきことなのかも、とも思うときがあります。
エコノミック・ヒットマンとは、表の顔は一流コンサルティング会社員、裏の顔は途上国で超楽観的な経済予測に基づく投資計画を立て、その結果途上国政府を借金漬けにして意のままに操るための工作員、と書いてあります。要は、米国政府の工作員として、民間コンサルティング会社が米国政府と結託して、途上国を借金漬けにして操るための工作活動をする人のことのようです。この本はエコノミック・ヒットマンだった人が書いた告白本ですが、非常にリアルに描かれていて世の中の恐ろしい裏の側面を垣間見た気がしました。
どこまで事実かわからないし、事実だとしても「米国に負けないように日本もエコノミック・ヒットマンを送り込め」ということでもないですが、世の中には狡猾な人々がいることはしっかり認識して現代社会を生きていくことは必要だと思いました。月並みですが、海外に暮らしてみて、日本人はお人好しすぎる、もう少し狡猾にと思ってしまいます。でも、あほらしいほどお人好しの国、それが日本と誇るべきことなのかも、とも思うときがあります。
by kota714
| 2009-03-07 02:33
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